こんにちは!院長の渡邊です!
本日もお読みいただき誠にありがとうございます。
今週はプロゴルファーの松山英樹選手が日本人初のマスターズ制覇を達成しました🏆
18番ホールを終えて、達成感に満ちた面持ちで夕陽を背景に颯爽と歩く松山選手、神々しかったです。
また、早藤キャディーがコースに向かって一礼する姿も感動的でした。日本人特有の美しさが滲み出てましたね。
今回こそ頻尿について書きます。
頻尿とは一般的には1日の排尿回数が8回以上と定義されますが、年齢や体格の違いがありますので一概にはできません。
頻尿の原因は、前立腺肥大症・過活動膀胱・多尿・夜間多尿・尿路感染症・尿路悪性腫瘍・心因性・睡眠障害、などに大別できます。
まず簡単に自身でできるのが、果たして本当に頻尿なのか確認することです。
家族や友人と比べると近いような感じがする、運転中やバス旅行などで不安になる、夜間に何回も目覚めて困る、水の気配を感じると尿意を催してしまう、このような訴えで来院される患者さんが非常に多いです。
排尿の時間帯や排尿間隔、寝床に入ってから起床するまでの排尿回数、1日の水分量を書き起こしてみると詳細がみえてきます。
当院では排尿日誌という製本されたものをお渡ししてますが、自宅ではチラシの裏などでも構いません。
その時にポイントとなるのが1回の尿量です。カップで尿量を測っていただくと確実ですが、普段の排尿時間や排尿量を意識するのも有用です。
また、水分の取り方や種類についても意識してみてください。
しっかり水分を摂ると健康でいられるという神話が日本人には深く根付いている気がしますが、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓形成を予防するためにこの様に指導を受けている方も少なからずいらっしゃいます。
水分を摂れば尿量が増えるのは必然であり、尿は飲水から約2時間で生成されると言います。
また、アルコールやカフェインは利尿作用が強く、少量でも尿意を催すのも事実でしょう。
コロナ禍で在宅時間が長くなり、何となく水分をとってしまうケースも散見致します。
これらに注意しつつ、それぞれのライフスタイルの中で排尿の頻度がどれほど支障を来しているのかがポイントです!
ドラッグストアなどで漢方薬など気軽に手に入りますが、まずは生活の中でできることを実践すべきであると私は考えます。
もしも些細なことでも気になることがありましたら、当院でご相談頂けますと幸いです♪