ご結婚後に性感染症に感染していることが分かった場合、パートナーとの関係性に大きな影響を与えかねません。性感染症を無治療のまま経過観察する事で不妊の原因にもなります。安心してお付き合いができるように検査を受けて健康状態を確認するということは、お互いにとって非常に重要です。

また、以前に性感染症に感染するリスクについて思い当たる節があり、なんとなく不安があるような方にも当院のブライダルチェックはおすすめです。性感染症にはそれぞれ潜伏期間があるため、無症状や些細な違和感くらいであったとしてもパートナーにうつしてしまう可能性が十分にあります。性感染症は人間関係にも大きく影響を及ぼす可能性がある病気であることが特徴です。万が一、相手に感染させてしまうようなことが無いように、予め検査を受けることを推奨いたします。

ブライダルチェックは女性が結婚前や妊活前に産婦人科で受けるもの、というイメージが世間での一般的なイメージだと思います。しかし、昨今は男性側も受診をしておくべき検査として非常に注目が集まっています。コロナ禍を経て、世の中全体として性感染症への感染が増加している事も要因です。

性感染症はご自身やパートナーの方に負担がかかるだけではなく、将来に生まれてくるお子さまに影響が出る可能性すらあります。あまり知られてはいませんが、性感染症が不妊の原因になることも少なからずあります。

昨今のWHOの調査によると、不妊になる原因の割合は、女性因子37％、男性因子8％、女性及び男性因子35％、原因不明5％、というような結果が出ており、比率としては男性因子・女性因子でほぼ半々です。しかし、ブライダルチェックという単語の認知度や、性感染症・不妊症の知識については圧倒的に女性のほうが豊富で、重要性をしっかりと認識しているというのが現状です。

パートナーの女性から、ブライダルチェックという言葉を初めて聞いたという男性も少なくないのではないでしょうか。この意識の差が社会的な問題になっています。

当院がブライダルチェックを男性向けにも実施しているのは、上記のような社会的な課題に対して泌尿器科専門医として向き合いたいという想いがあるためです。ブライダルチェックは性別に関係なく、「パートナーと将来のお子さんへの礼儀とマナー」であり、家族に対しての「責任」になるのではないでしょうか。

ブライダルチェックは上記のような経緯を主目的とする検査ですが、性感染症にかかってしまったのではないか、思い当たる節があるというような不安を抱えていらっしゃる方にもおすすめです。性感染症は、日々の生活の質が低下することはもちろんですが、上記でも述べているように不妊の原因にもなります。将来のお子さまのことを考えて、今のうちから性感染症には敏感になって対策を施していくことが大切です。

ブライダルチェックを受けなかった時のリスク

• クラミジアが精管に炎症を起こして、精管が詰まることで不妊の原因の一つとなる。
• パートナーにクラミジアを移してしまうことで、卵管炎を起こして卵管性不妊の原因となる。
• 淋菌感染症の場合、母体が感染していると赤ちゃんに感染する可能性がある。
• 梅毒は放置してしまえば死に至ることもあります。また淋病と同様に赤ちゃんに影響が出て、赤ちゃんに奇形を認めたり、死亡してしまうこともあります。

上記の様に感染してしまうと、自身だけではく、パートナーや子孫など、たくさんの人に影響を与えてしまうのが性感染症の問題点です。心配な方はすぐに検査を受けましょう！

当院のブライダルチェックの特徴

泌尿器科専門医が結果を説明

当院の医師は常勤・非常勤を問わず、全員が泌尿器科専門医の資格を取得しております。当院では検査結果の説明や、陽性だった場合の感染経路や治療方針など詳細にお伝えすることが可能ですし、世間では認知されていない隠れたリスクも洗い出すことで安心して頂けます。

プライバシー対策もばっちり！

当院は最寄り駅からも徒歩3分と近いものの、繁華街から少し離れた住宅街に位置しますので、周りの目を気にすることなくご来院いただけます。予約の際に、ご希望の検査プランを選択していただき、Web問診や電話で事前に質問事項などを伝えた状態でご来院いただければ、当日は必要最低限の会話で検査室に直行していただけます。

Web予約・Web問診で待ち時間が少なく受けていただけます！

当院は初診・再診を問わずWeb予約が可能です。スキマ時間でもご利用いただけるように、最短最速で実施ができるように体制を整えております。Web予約の上でお越しいただきますと、受付から会計まで約30分以内で完了いたします。また、Web問診も当院ではご用意しておりますので、予約とセットでWeb問診にご回答いただくことでさらにスムーズにブライダルチェックを受けていただけます。

受診の流れ

Web予約・お電話いずれかで予約を取得

一般の泌尿器科外来とは入り口が異なりますので、Web予約の際には「ブライダルチェックの予約」というボタンからご予約をお願い致します。その際にご希望の検査プランも併せてご選択いただきます。

Web問診にご回答いただきます

問診の中でブライダルチェックのご希望にチェックをいただくだけで問診は完了です。

検査当日

当日お越しいただきましたら、お名前と予約の有無・Web問診への回答状況をお伝えください。基本的には、診察室には入らず受付後すぐに検査室にご案内となります。

検査終了

再診予約

約1週間後の来院予約を取ってお帰りいただきます。

結果説明

後日に検査結果の確認と説明のためにご来院いただきます。医師から詳しく結果の解説を聞くことができます。

ブライダルチェックの費用

皆様のご要望に応じて、3つのプランがございます。

感染者が急増中の梅毒も検査可能です！

プラン	検査できる病気	実施検査項目	費用（税込）
パートナープラン	スタンダードプラン＋HIV検査＋梅毒＋B型C型肝炎	尿検査＋採血 女性：膣の検査	49,800円
プレミアム	スタンダードプラン＋HIV検査＋梅毒＋B型C型肝炎	尿検査＋採血 女性：膣の検査	27,000円
スタンダード　迷ったらこれ！	ライトプラン＋マイコプラズマ・ウレアプラズマ	尿検査 女性：膣の検査	17,000円
ライト	淋病・クラミジア	男性：尿検査 女性：膣の検査	6,000円

※全て税込みの料金です。
※検査結果は1週間前後でお伝えができますので、1週間後のご予約もお帰りの際に行ってください。

オプション検査

のどの検査（淋病・クラミジア）	＋6,000円
のどの検査（マイコプラズマ・ウレアプラズマ）	＋11,000円

喉に綿棒をこすり少し検体を採取します。

個別検査

HIV（採血）	5,000円
梅毒（採血）	5,000円

自費診療について

当院で実施しておりますブライダルチェック、性感染症検査は自費診療となります。保険診療で性感染症の検査をした場合、保険証をご提示いただきますので、クリニックの受診履歴が記録されます。ご両親の扶養内の方はご両親に、社会保険の方は所属組織に保険算定の記録が残りますので、受診した事実が他社から確認ができる状態になります。

しかし、自費診療であればそのようなことはありません。性感染症は感染拡大を抑制することが最も重要ですが、感染していることが知られてしまうと困った事態になることがあるというのも事実です。陰性証明のために受診しただけでも、あらぬ疑いがかかることもあるかもしれません。当院では、そのような事情からも最大限プライバシーの確保に努めておりますので、どうぞご安心ください。

また、症状が出ていたとしても保険診療ではなく自費診療で検査を受けることは可能ですので、ご希望の方はお申し付けください。（通常は陽性の際の治療は保険診療となります。）

ブライダルチェックをご希望の方への注意事項

検査当日に男性は尿検査を必ず実施します。尿量が不十分ですと正確な検査ができませんので、尿が溜まるまで院内でお待ちいただく場合がございます。ですので、できる限り直前の排尿は避けて、尿を溜めた状態でお越しください。

また、当院は外来診療も予約制で行っているため、ご予約のうえでお越しいただいた方が、待ち時間少なくご利用いただけます。Web予約は下記のバナーからすぐにお取りいただけます！（初診の方でも3分程度で操作完了いたします。）

ご不明点がございましたら、お気軽にお申し付けください。

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文責　自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック
院長　渡邊晃秀